天空にロマンを求めて

カテゴリ:IC7300( 5 )

IC-7300 - CW Skimmer 設定(4)

システムの全体図です。

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Splitter

私は以前IC-7700とSDRで一度CW Skimmerのシステムを構成していますので、その際にR&K社製のPD-2と言うRF信号2分配器を秋葉原の斎藤電気で購入、タカチのケースに入れてBNCコネクタで接続するようにしました(CQ誌でJA1RPK 川名OMの記事を参考)。 990のRX OUTから出力した信号を分配し一つをRX INに戻し、もう一つを7300に繋げます。

Relay Box

恐らく、Splitterからの信号を直接7300のアンテナ端子に繋いでも大丈夫かと思いますが(責任は持てません)、私の場合は念のために間にリレー回路を入れました。
今回は、たまたまネットで送料込1,000円程度の4回路リレー基板を見つけましたので、これを使用して、990の送信時に7300も送信、アンテナは990のRX OUTからの信号を切り離し、7300の送信信号がDummy Loadに繋がるような回路を作製しました。



これで全ての設定が完了です。 990のメインダイヤルを回せば7300もCW Skimmerもその周波数に同期しますし、CW Skimmerに表示されたup/down周波数の局の表示に合わせてマウスをクリックすれば、990も7300もその周波数に飛びます。

ビックペディションは終了してしまいましたので、このシステム構築後何度か普通のパイルに参戦して見ました。CW Skimmerの表示、990と7300の其々のWaterfallの画面を見ながら、パイルアップでpick upされた信号を探しますので、聴覚だけに頼って他局にコールバックの有った周波数を見つけるのとは雲泥の差です。
HDSDRのようなソフトの立ち上げも不要ですので、PCへの負荷も少なく、トラブルの発生も低いのではと感じています。

このシステムを駆使してもパイルが抜けないようであれば、自分の運用技術の欠落でしょうから、別の精進が必要かと・・・。

たまたま私自身はこの構成でうまく動きましたので、その備忘録として、また知り合いの990保有者で7300を購入した方々もいて、その説明の目的も有り記事を書きました。 細かな事でおかしな部分が有るかもしれませんが突っ込みはご容赦を(もっとも、本ブログのコメント投稿は拒否にしていますが)。

ちなみに、メインのリグはLogger32と同期できれば、何でもかまいません。

約1年10カ月振りのブログの更新でした。 次回更新は未定です・・・。
by broadca | 2016-05-03 13:24 | IC7300

IC-7300 - CW Skimmer 設定 (3)

さて、IC-7300でCW Skimmerによる受信が出来る環境となりましたが、受信専用機ですからそれ以上の事は何も出来ません。

元々受信専用機の為に購入した訳ではないのですが、TS-990との聞き比べをした後、シャックの飾りにしておくのももったいないので活用法を考えてました。

そんな最中、巷ではビッグペディションの目白押し。VK0EK、FT4JAと世界中からの大パイルで呼ぶ方も大変。特にCW、RTTYでは相手が出ていても呼び続ける局が多く、自分の耳でUP(DN)周波数を聞いていも誰に返ったのか全然わからないと言う局面が多々ありました。

流石にもう聴覚に頼るのも限界と感じ、CW Skimmerの導入(再導入?)となった訳です。

普段はTS-990とLogger32を使用していますので、Logger32のEcho Portと言う機能を使用します。
これはOMNI-RIGに登録したRadio1とRadio2を同期させる機能です。但し、双方向では有りませんのでそのままでは990の周波数を動かすと7300とCW Skimmerの周波数は連動しますが、7300やCW Skimmerの周波数を動かしても990の周波数は連動しません(7300側から動かす事は不要ですが、CW SkimmerでSplitのpick upされたup/down周波数をクリックして瞬時に移動出来ると便利です)。

今回は7300とPCをUSBケーブル1本だけで繋いでいますので、7300>Logger32と7300>CW Skimmerを接続するにはVSPE(Virtual Serial Ports Emulator)などの仮想portソフトで仮想com portを作製し各々のソフトから仮想portを指定すれば良い筈ですが、何故かLogger32のEcho PortとCW SkimmerのOMNI-RIGで同じ仮想com portを指定するとEcho Portが動きませんでした(明確な原因はわかりません)。
一つの解決法としては7300とPCをCI-Vで繋いで別のcom portからCW Skimmerに送ると言う方法はありますが、出来ればUSBケーブル1本で全てを動かしたいと考えました。

色々試行錯誤した結果、元々990とPCはUSBケーブルで接続しVSPEで複数ソフトで動いていますので、CW SkimmerのCATの設定をRadio2(7300)ではなくRadio1(990)にしてみるとLogger32のEcho Portはエラーもなく990と7300を同期させています。
さらに副産物としてCW Skimmerから990への逆の同期も出来る様になりました。 これで全て解決です。

設定の説明に入ります(Logger32のインストール、OMNI-RIGの設定については省略します。)

Logger32のSET UPからRadioを選択し、Echo Port Configurationの設定画面に入ります。

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Echo Port Configurationの設定を行います。 基本的にRadio2で設定している7300の設定と一緒です。
Com Portは7300のUSB接続で付与されている番号を入力します。

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左側の下段「The Echo Synchronizes・・・」にチェックを入れるとEcho Portが作動します。
Slave RX configurationの選択に7300は有りませんが、Icom IC735でも動いています。
Slave Mode Mapで各Radio Modeに対するSlave ModeをFMにします。これをしないと、990と連動しますから、990のモードを変える度に7300のモードも変わってしまいます。

これで、990/7300の周波数が同期する筈です。990のメインダイヤルを動かすと、7300の周波数も変わります。

もし、同期しない場合はRadioの設定の中央辺りに有るEchoのPortがClose (Close port - Echoではなく、Openと成っている可能性が有ります。この場合はクリックしてCloseにして下さい。

CW SkimmerのCAT設定でRadio1(990)を選択するのは特に説明は要らないでしょう。

PC関係のソフトの設定はこれで終わりです。 2台(990と7300)で同じ電波を受信するためには990のRX ANT端子(OUT)と7300のANT端子を繋ぎます。 この場合Splitterを用いてRX ANTの信号の一方を990のRX ANT端子(IN)に戻し、もう一方を7300のANT端子に繋ぐ必要が有ります。

続きは次回。
by broadca | 2016-05-03 06:17 | IC7300

IC-7300 - CW Skimmer 設定 (2)

続いてCW Skimmerの設定です。 CW SkimmerのPCへのインストールについては割愛します。

設定のポイントはAudioとRadioの部分です。 その他はデフォルトのままでも関係ないかと思います。

Audioの設定です。

私は990もUSBで接続していますので、3 USB Audio CODECとなっています。
入力側(Signal I/O Device)を7300のUSB Audio CODECとし、出力(Audio I/O Device)はPCのスピーカー出力のオーディオデバイスとします。
I/QはL/RでもR/Lでもかわらないみたいです。

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Radioの設定です。

Hardware TypeをSoftLock IFとし、一番肝心なのはAudio IF, Hzを12000とする事です。
試行錯誤しましたが、結局単純に7300のIF周波数を入れるだけでした。

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CATの設定です。

OMNI-RIGの設定に関しては色々所で紹介されていますので省略します。

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その他の設定はCW Skimmerの設定に関するサイトが沢山ありますので、そちらを参考に。とりあえず、デフォルトのままでもの良いと思います。

ちなみに、送信をしませんのでUSB接続でのCom port1個は周波数Dataに割り当てる事が出来ます。
仮想ポートのソフトなどは不要です。

IC-7300をFMモードで受信します。

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CW Skimmerを立ち上げて受信を開始します。

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990との連携に続きます。
by broadca | 2016-05-01 03:38 | IC7300

IC-7300 - CW Skimmer 設定 (1)

IC-7300とPCをUSBケーブルで接続する際には、PCにUSBドライバーをインストールする必要がありますが、既にインストールは完了している前提とします。

IC-7300の主な設定項目は以下の通り。

Menuボタンを押し、SETボタンを選択して設定画面に入ります。
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更に、外部端子を選択し、個々の設定を行います。
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ACC/USB出力選択をIFに変更します。
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ACC/USBのIF出力レベルを5%程度に下げます(5%程度で十分かと思います)。
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CI-V関係の設定です。デフォルトでOK。
- CI-Vボーレート:オート
- CI-Vアドレス:94h
- CI-Vトランシーブ:OFF
- CI-V USB REMOTE トランシーブアドレス:00h
- CI-V出力(アンテナ用):OFF
- CI-V USBポート:(REMOTEと接続)
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USB端子機能(シリアル)をCI-Vにします。
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これで7300の設定は完了です。 CW Skimmerの設定に続きます。

注)「- CI-V USBポート:(REMOTEと接続)」ですが、当初は接続で動いていたのが、色々設定を弄っているうちに「切断」でないと同期しなくなりました(原因不明)。もし、上記の設定で同期しない場合は接続、切断を切替て試してください。
by broadca | 2016-05-01 00:01 | IC7300

IC-7300 - CW Skimmer

結論から先に言うと、IC-7300とPCをUSBケーブルをつなぐだけでCW Skimmerは動きます(AF入力の3kHzではなく10kHzくらいは見れます)。

IF=12kHzの出力があるので、10KHzから対応しているSDRなんかも注文してしまいましたが、7300がSDRですね。IF信号をUSB経由で直接CW Skimmerに取り込むだけでした。

問題は7300のモードをFMにしなければならない事。CWSkimmerで見れる約10kHzはFMの帯域幅15kHzに依存している? 他のモードではNGでした。
つまり、7300を1台で運用する事は出来ないと言う事に。 私の場合は受信専用で990と連動させますので問題有りませんが。

7300買いますか? PERSEUS買いますか?みたいな選択です。貴方ならどうされますか? (^^

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(追記)
設定の記事を書いていてふと思いました。 今回は自分の環境で7300を活用してCW Skimmerでの運用を構築しているのですが、同じIF=12khzを出力できるIC-7850/7851ならメインをFMにしてご本尊のCWはSkimmer経由PCから聞き、Subで送信すれば、何もいらずにSkimmer環境を構築できるのではないでしょうか(設定1と2だけでOK)。しかもUSBのcom portを2つ持っていますから、1つをロギングソフト(Logger32以外でも可)、もうひとつをCW Skimmerで設定すれば、仮想portソフトも不要かもしれません(うまくいかない場合は仮想portソフトのお世話になる必要があるかもしれませんが)。
メインをPCからSubを7850/7851ではヘッドフォンで左右が聞けないと言う方はミキサーを使う必要がありますけど。

by broadca | 2016-04-30 09:14 | IC7300



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